特定非営利活動法人 桜ライン311

特定非営利活動法人 桜ライン311

東日本大震災津波の教訓を後世に受け継ぐため、陸前高田市内の津波最高到達点に桜を数珠つなぎに植樹し、災害の災禍を繰り返さない社会を作ることを目的として活動している。

実施事業

カテゴリー
連携・協働
事業名
中間的就労者の就労支援による桜守制度の導入事業
期間
2019年10月〜2020年9月
助成額(万円)
402
主な支援対象

陸前高田市内及び近隣地域において就労の可能性がありながら就労ができていない方

主な活動地域
岩手県陸前高田市内

活動実施の目的・背景

地域活動である当団体活動を中間的就労の場として整備し、津波の脅威を伝承する桜並木の維持管理に従事する人材を確保する。また、働きづらさを抱える人々の居場所を中間的就労の活用で創出することを目的とする。

これまでに震災伝承のために1,577本の桜を植樹しているが、樹木のメンテナンスにかかるマンパワー不足が課題になっている。まちづくりを通して津波の伝承を行うこの活動には、より多くの人の関与が必要であると考えている。

一方で、当地域における労働環境おいては、本年6月より「陸前高田ユニバーサル就労支援センター」が開設され、中間的就労に対する取り組みが進められている。

当団体では、伝承にかかるマンパワーの確保と中間的就労による雇用をマッチングしたいと考えている。本活動は、震災の伝承を雇用支援によって未来へと繋げるための試みとなる。

事業内容

1. 支援対象者の中間的就労による桜守業務の実施に向けた作業領域の洗い出し

現状行っている業務のうち、切り分けが可能な作業の洗い出しを行う。洗い出しにおいては、陸前高田市ユニバーサル就労支援センターと協議しながら実施する。視察先の選定にあたっては、樹木の見守り・報告だけでなく、軽度な剪定や病虫害対策、追肥等の作業も桜守にお願いしている団体を調査する。

2. 中間的就労に対する理解の促進

支援対象者を受け入れるにあたって、重要となるのが、「中間的就労がなぜ必要なのか」という点に対してスタッフが理解をし、中間的就労者の定着を後押しすることと考えている。本活動においては、支援対象者の受け入れの前にスタッフに対して事前学習の機会を設け、定着しやすい職場づくりを進める。

3. 就業規則、雇用形態、福利厚生の見直し

現状の就業規則の見直しを行い、今後、中間的就労者を雇い入れできる体制づくりを行う。見直しにあたっては、社会保険労務士への相談を交え持続可能な制度設計を行う。また、助成終了後も継続的に中間的就労の受け皿として機能できるよう生活困窮者就労訓練事業認定の取得手続きを行う。取得した場合、雇用契約を結ばず、就労訓練を目的として、個人の状況に合わせた就労が可能となる。

4. 就労支援の受け入れ

陸前高田市ユニバーサル就労支援センターの利用者のうち、職業適性検査を受けて同団体が当団体作業に適していると判断した方を受け入れる。受け入れの初期段階においては、スタッフが作業に同行し、作業手順をレクチャーすると同時に、地権者・地元住民とのコミュニケーションの状況についても確認する。また、就業状態に応じて、直接雇用に移行し、定着に向けた支援を進める。

団体概要

団体名
特定非営利活動法人 桜ライン311
代表者
岡本翔馬
所在地
〒029-2205
岩手県陸前高田市高田町字大隅93-1 つどいの丘商店街12号
Tel: 0192-47-3399
設立の目的

東日本大震災津波の教訓を後世に受け継ぐため、陸前高田市内の津波最高到達点に桜を数珠つなぎに植樹し、災害の災禍を繰り返さない社会を作ることを目的として活動している。

通常の活動

毎年3月、11月に植樹会を開催し、市内に桜を植樹している。その他の時期には、植樹地取得交渉、樹木メンテナンス、各種講演活動を行っている。