特定非営利活動法人 くらしのサポーターズ
生活に何らかの困難を抱える市民に対して、その困難を解決し、安定した生活を確保するために必要な支援を行う事業を行い、もって社会的包摂の実現に寄与することを目的とする。
生活に何らかの困難を抱える市民に対して、その困難を解決し、安定した生活を確保するために必要な支援を行う事業を行い、もって社会的包摂の実現に寄与することを目的とする。
児童養護施設等を退所した若者や学校を中退した若者等約50人
社会的養護を要する児童は児童福祉法に基づく措置等により原則18歳までは保護されるが、18歳を超えると法的な保護根拠がなくなり、自立を求められる現状にある。しかしながら、養育環境に問題がある家庭で育った子は社会性、生活力、コミュニケーション能力ともに低いことが多く、また、生活上の課題を抱えても家族に頼れない場合がほとんどで、社会での自立に多くの困難が伴う。このような状況に対する公的支援は薄く、民間ベースで細々と実施されている現状にある。
このような状況を踏まえ、岩手県内で生活・就労支援を行う団体及び地域資源が協働し、「いわての若者くらし仕事支援事業」を2016年6月から開始した。しかしながら公的支援がない中で各団体の持ち出しにより事業を実施しており、多様かつ困難なニーズに対してその支援態勢は十分とはいえない。そのため、今般の助成金を得て、当該事業をニーズに合わせて充実させるとともに、より能動的に実施していく基盤づくりを目指すこととなった。
1. 生活相談支援活動
若者が抱える生活上の不安や悩み等の相談に適宜応じ、必要に応じて他機関等と連携して対応する等必要な支援を行う。(児童養護施設、児童相談所等との連絡調整を含む)
2. 就業支援活動
生活技能の習得、職場体験等就労準備、就労継続及び就業・求職上の問題解決等の支援を行い、必要に応じて他機関等との連携及び就労先の開拓等を行う。
3. 交流・住居支援活動
若者同士の交流の場、自助グループの育成、一時的生活場所(シェルター)あるいは短・中期的居所の提供及び恒久的居所(アパート、グループホーム等)確保支援等を行う。
4. 研修活動
目標を達成するにふさわしい講師を招聘し、公開で研修会を行う。
生活に何らかの困難を抱える市民に対して、その困難を解決し、安定した生活を確保するために必要な支援を行う事業を行い、もって社会的包摂の実現に寄与することを目的とする。