東日本大震災における民間支援の軌跡と動向調査

東日本大震災における民間支援の軌跡と動向調査

日本NPO学会

主な支援対象
東日本大震災被災地を中心とする住民、NPO/NGO、企業など
主な活動地域
東日本大震災被災地を含む日本全国
事業期間
2012年1月〜2016年9月
金額
4100万円

事業概要

活動実施の目的・背景

東日本大震災における民間支援の動向を救援期および復興期の中長期にわたって調査を行い、日本のみならず他国の現世代・将来世代に教訓を残すことを目的とする。

事業内容

東日本大震災後の救援期におけるカネ、ヒト、モノ、情報の流れについて調査研究を行うとともに、復興期における地域単位の生活再建の状況について調査を行う。

1. カネの流れ:義援金の動向、義援金の歴史的成立過程と制度的課題、支援金の動向などを調査(ネット・新聞検索、ヒアリングなど)
2. ヒトの流れ:災害ボランティア、有給スタッフなど、ヒトがどう動き、どのような役割を果たしたか、調査する(対個人、対団体質問紙調査、ネット・新聞検索など)
3. モノの流れ:被災地への物資の流れについて、調査する(先行研究サーチ、ネット・新聞検索、被災地および送付側へのヒアリングなど)
4. 情報の流れ:日常的防災情報の流れ、被災地からの情報伝達などについて調査する(ネット・新聞検索、ヒアリング、質問紙調査など)
5. 地域単位の生活再建:復興期における生活再建の状況を地域単位で調査する(参与観察、ヒアリング、質問紙調査など)

連携団体

団体名
日本NPO学会
代表者
山内直人
所在地
大阪府豊中市
設立の目的

NPO、NGO、ボランティア、フィランソロピーなど、民間非営利活動に関する研究および活動成果の発表と交流、教育の普及を行い、もって社会に貢献すること。

通常の活動

1. 出版など
『ノンプロフィット・レビュー』(年2回)、『日本NPO学会ニューズレター』(年4回)、その他、研究年報、調査報告書などを随時発行。

2. 日本NPO学会賞
NPO・NGO・ボランティアなどに関する研究および実践報告などのうち、特に優れたものに対して「日本NPO学会賞」を授与。林雄二郎初代会長の寄付を基に2002年度に創設。

3. 年次大会
年1回、日本各地で開催。2011年は東日本大震災のため中止、2012年は3月17~18日に広島で開催。