特定非営利活動法人 中之作プロジェクト

特定非営利活動法人 中之作プロジェクト

技術と文化の詰まった古民家を修復し、まちづくり活動のシンボルにすることを目的に設立した。建築という観点から、江名・中之作および隣接する地域の風景の保存に関する事業を行い、地域の歴史と文化の伝承に寄与することを目的とする。

実施事業

中之作 直してみんかプロジェクト [2012年4月〜2013年3月]

カテゴリー
くらし
事業名
中之作 直してみんかプロジェクト
期間
2012年4月〜2013年3月
助成額(万円)
800
主な支援対象

津波で被災した築200年の古民家の修復・地域イベントの開催

主な活動地域
福島県いわき市中之作~江名の沿岸部

活動実施の目的・背景

中之作・江名地区は2011年3月の震災で津波を受けたのにもかかわらず古民家が多く残っている。元々過疎が進んでいたということと市の解体助成が伴って、海沿いの美しい町並みの解体が人の手によって始まっている。この町に残って生活する住民は多いものの、近隣にはコミュニティの場や飲食店が無いに等しい。建築という観点から、江名・中之作および隣接する地域の町並みの保存に関する事業を行い、修復可能な空き家や古民家を利用し、飲食店等の誘致をする等の取り組みにより、町並みの保存と町に活気を取り戻し、地域の歴史と文化の伝承に寄与することを目的とする。

事業内容

築200年の古民家の修復・活用
  • 築200年の古民家を譲り受けた。この建物を修復し、活動の拠点とする。
  • この建物を復興とまちづくりのシンボルとし、地域のコミュニティの場、イベント等の場として活用する。
  • 修復作業は、危険を伴う作業・特殊技術の必要な作業を除き、一般の方でも参加可能なワークショップ形式で行う。また、ワークショップは近隣地域の方はもちろん市内外、県外からも広く募集する。
  • 建築・古民家に興味ある方を対象にした建物保存の勉強会開催をする。
  • 200年前の建築技術を学び、多くの方が参加することで人とのつながりを持つ機会を作る。
  • 古民家民宿、ヨガ教室、星空教室、野菜の産直市場、ギャラリー等の利用に備えた改修計画。
  • 近くの道路をマラソンやサイクリングで利用する方が多いことから、立ち寄り休憩所として提供。
地域に根付くイベントの開催
  • 市内、市外の方を対象に、町並み散策ウォーキングやサイクリングイベントを定期的に開催し、町の魅力について知ってもらう。
  • 築200年の建物を活用し、地域に根付いたイベント(吊し雛)や被災した方へ物資を配布する配布会の場所として提供、地域の歴史や文化を伝えるイベントを開催する。
  • 市内の農家や地元の方と共同し、地元の伝統料理教室を行う
歴史的価値のある古民家の発掘と保存、誘致
  • 中之作・江名地域にある歴史的価値のある建物を発掘・調査する
  • 歴史的価値のある建物を登録文化遺産にする為の手続きのサポート
  • 町並み形成に必要となる建物の保存のための建物利用団体等の誘致
カテゴリー
くらし
事業名
中之作 直してみんか・使ってみんかプロジェクト
期間
2013年4月〜2014年3月
助成額(万円)
800
主な支援対象

築200年の古民家を『厨房付きレンタル古民家』として活用するための修復工事等

主な活動地域
福島県いわき市中之作及び周辺地域

活動実施の目的・背景

福島県いわき市沿岸部には昔ながらの小さな港町、江名・中之作地域があり、情緒ある町並みには建築的観点からも価値のある古民家が数多く残されている。助成1年目の活動では古民家の第1期修復工事を終えたが、2年目の活動では内装面の修復に市民参加型で取り組みレンタルスペースとして活用できるようにする。併せて、レンガ蔵などその他の貴重な建物と連動させて地域全体の歴史と文化を伝承していく。

事業内容

  1. 風景の保存
    未利用古民家の調査と中之作の風景写真コンテストの開催
    絵地図作製、地元の祭りへの参加
  2. 清航館の修復
    住民参加型修復各工事(内装左官、障子はり等)の実施
  3. 貴重な建物との関わり
    江名のレンガ蔵活用計画と利用者募集、登録有形文化財の申請
カテゴリー
くらし
事業名
中之作 直してみんか・作ってみんかプロジェクト
期間
2014年4月~2015年3月
助成額(万円)
685
主な支援対象

築200年の古民家を『厨房付きレンタル古民家』として活用するための修復工事等

主な活動地域
主な活動地域: 福島県いわき市

活動実施の目的・背景

江名・中之作および隣接地域の被災した民家・街並みの保存や地域活性化に取り組むため、築200年といわれる古民家の修復工事を市民参加型で2か年に渡り実施してきた。修復した古民家を「清航館」と名付け、一部は地域住民のイベントスペースとしての活用を始めている。震災以前から少子高齢化・過疎化の課題を抱える地域であるが、古い町並みを地域で“住み継ぐ”ことで、風景保存と豊かな暮らしの場の構築を目指す。

事業内容

1. 清航館の修復

「直してみんか事業部」(施行チーム)による修復工事として、未だ手つかずの2階部分の修復を完了させ、2014年8月までに清航館のすべての修復を終え、体験宿泊もできる厨房付きレンタル古民家としてスタートさせる。
また、「作ってみんか事業部」(施行チーム)による住民参加型のカマド小屋建設工事では、築200年の土蔵解体時にでた土を再利用し「カマド小屋」を作る。

2. 貴重な建物との関わり

地域の町づくり協議会ともに、古い建物を町の宝物として登録していく活動に取り組み、「直してみんか事業部」の実例をまとめた資料とウェブサイトを作成する。
また、空き家活用の先進地への視察を行い、地域の未利用古民家の保護活用実績を広く伝え、解体危機にある価値ある建物を改修し保存していく。

カテゴリー
連携・協働
事業名
海辺の町の風景とコミュニティを次世代につなぐプロジェクト
期間
2019年10月〜2020年9月
助成額(万円)
480
主な支援対象

地域住民(約600人)、空き家問題に悩む市民(約100人)、移住希望者等(約50人)

主な活動地域
福島県いわき市中之作・折戸地区 同市江名地区、永崎地区など沿岸地域

活動実施の目的・背景

これまで当団体が行ってきた「古民家・空き家に新たな命を吹き込み、地域ににぎわいの場を提供する」事業に加え、いわき市内の地域課題に取り組む諸団体らと連携・協働し、地域の空き家の活用を促進する事業を行ない、新たな人の交流を生み出し、地域の次世代の担い手探しを目的とする。

「中之作プロジェクト」はいわき市中之作・折戸地区において、古民家・空き家の再生と、その建物を活用する事業を通して、地域のにぎわいや癒しの場などを提供し8年目を迎えた。活動のなかでみえてきたのは、震災の影響のみにとどまらない地域課題(=少子高齢化に伴う住民の減少、空き家の増加などの問題)であり、それはこの地区のみならず周辺地域にも同様に進行しているということであった。景観保存や空き家問題への取り組みに加え、それらを受け継ぐ若い世代の参加、連携、育成などが急務となっている。

事業内容

1. DIY教室&合宿・うみべのくらしワークショップの開催
  • DIY教室:全4回・10日間開催(延100名)
    清航館、月見亭の外構整備を、専門講師指導によるDIY教室(ワークショップ)として行う。
  • うみべのくらしワークショップ:全3回開催(延100名)
    中之作港にあがる魚をつかった料理や、正月飾り、もちつきなどの行事を地域住民から学び、体験する。
2. 中之作・折戸空き家情報ステーション 設立に向けての準備
  • 空き家活用の勉強会 全3回実施(延100名)
    講師:嶋田洋平氏(らいおん建築事務所)
    協力:いわき市創世推進課・IWAKIふるさと誘致センター・NPO法人いわき市住まい情報センター
  • 中之作・折戸空き家調査、発表
    調査:2020年2月〜3月頃
    協力(案):NPO法人TATAKIAGE Japan

■空き家情報ステーションの活用イメージ

  • 移住希望者に向けた詳細な空き家情報をデータ化する(平面図、劣化の具合、現況写真など)
  • 海辺の町のライフスタイルの魅力発信も行う(農業やDIYなどの生産的な暮らし、マリンレジャー)
  • 様々な地域・様々な世代の人々と地域課題の共有を図り、持続可能な地域社会の構築を目指す
  • 先進的な取り組みにより、近隣地域との繋がりが生まれ、地域が前向きに空き家再生に取り組む
カテゴリー
連携・協働
事業名
海辺の町の風景とコミュニティを次世代につなぐプロジェクト2020~2021
期間
2020年10月〜2021年9月
助成額(万円)
400
主な支援対象

地域住民(約600人)、空き家問題に悩む市民(約100人)、移住希望者等(約50人)

主な活動地域
福島県いわき市中之作・折戸地区

活動実施の目的・背景

東日本大震災以来、歴史ある港町の景観保持と空き家活用によるまちづくりを行ってきたが、震災から10年を迎えるこの1年は、「生まれ育ったまちで、健康に、幸せに暮らしていけるまちづくり」を念頭に、地域の方々や他分野の関係者らとも情報交換し協働しながら、空き家活用によるまちづくりを促進する。こうした事業を通して、新たな人の交流を生み出し、地域の次世代の担い手探しも推進する。

「中之作プロジェクト」はいわき市中之作・折戸地区において、古民家・空き家の再生と、その建物を活用する事業を通して、地域のにぎわいや癒しの場などを提供し8年目を迎えた。活動のなかでみえてきたのは、震災の影響のみにとどまらない地域課題(=少子高齢化に伴う住民の減少、空き家の増加などの問題)であり、それはこの地区のみならず周辺地域にも同様に進行しているということであった。景観保存や空き家問題への取り組みに加え、それらを受け継ぐ若い世代の参加、連携、育成などが急務となっている。

事業内容

(1)DIY教室の開催
  • ベンチ、板塀、藤棚作り、月見亭農園整備等を行う
  • 短期滞在やお試し居住、地域住民との交流を目的としたシェアハウスづくり
(2)中之作・折戸地区 ACP(アドバンス・ケア・プランニング)意識調査とまとめ
  • 地域の医療・福祉関係者らと「生まれ育ったまちで、健康に、幸せに暮らしていけるまちづくり」について情報交換・事業協力を行い、空き家活用によるまちづくりを多角的な視点で推進していく。
(3)中之作・折戸まちのえき(仮)の開設
  • うみべのくらしWSの映像記録・配信
  • 空き家情報ステーションの運営・整備
  • 主にHPの整備、ブログ等での発信をする。各イベントの映像による記録・配信を行う。
  • まちあるきなどの【うみべの暮らし】を楽しむイベントの開催。
(4)空き家活用の勉強会、バスツアーの受け入れ
  • いわき市空き家バンク講演会での事例発表
  • 空き家バスツアーの受け入れ
  • 空き家勉強会の開催

団体概要

団体名
特定非営利活動法人 中之作プロジェクト
代表者
坂本政男
所在地
〒970-0313
福島県いわき市中之作字川岸10
Tel: 0246-55-8177
設立の目的

技術と文化の詰まった古民家を修復し、まちづくり活動のシンボルにすることを目的に設立した。建築という観点から、江名・中之作および隣接する地域の風景の保存に関する事業を行い、地域の歴史と文化の伝承に寄与することを目的とする。

通常の活動

中之作のライフスタイルの提案〜地域とのつながりを作るイベントの開催や、素人でも可能な再生方法を学ぶ「DIY教室」の開催などを行なっている。また、再生した建物を利用し、レンタルスペースとしての活用と同時に、上記目的にそった自主事業を行っている。