活動報告:自主・連携事業

第14回 支援者のための心のリフレッシュプログラム(2018年11月02日~04日)

■日程:2018年11月2日(金)~4日(日) 2泊3日
■場所:国際青少年センター東山荘(静岡県御殿場市)
■参加者:4名(4団体)

プログラム

1日目

  • リラックスタイム1(某有名菓子工房まで散策)
  • 心の荷下ろし1(グループエンカウンター)

2日目

  • リラックスタイム2(東京YMCA山中湖センター訪問ほか)
  • 心の荷下ろし2(コラージュ)
  • 心の荷下ろし3(ミニレクチャー)

3日目

  • 心の荷下ろし4(黙想)
  • 心の荷下ろし5(ネイチャーアクティビティ)
  • ほか、カウンセリング(希望者)、懇親会など

活動報告

前回に続き少数ながら初参加者がほとんどであり、事前アンケートからは事業のストレスだけではなく、プライベートにおいても疲れを感じている様子が感じられた。
このプログラムでは、自分を大切にする時間を持つことを重視している。

今回は、1日目にはリラックスする時間や現在の自身を整理する時間をもった。

2日目に自身の未来にむけた気持ちを表現する時間やストレスとの向き合い方についてのミニレクチャーの時間をもった。

3日目に改めて個人と向き合う時間、五感で自然を感じる時間、仲間との信頼感を感じる時間をもった。

初日はどことなく緊張していた参加者も、プログラムが進むにつれて穏やかな表情になり「自分が受け入れられていると実感できると、周囲にも優しい気持ちになれる」「自分に優しくすることも大切だと気付いた」「家族と向き合っていく」「追い詰められていた気持ちがあったが、道があることが分かった」などの感想があった。

東日本大震災から7年半が経過し、目に見える風景は大きく変化したが、人の気持ちは変化にすぐ対応できるものでもない。むしろ、震災直後から頑張ってきた人ほど、気持ちへの対応は後回しになりがちであり、やっと表面に現れたときには深刻な状態になっていることもある。

今年は日本各地で自然災害が相次いだが「支援者の支援」への取り組みの重要性が少しずつ周知されている。本プログラムの取り組みがその一助になれば幸いである。

本プログラムは、プログラムパートナーの公益財団法人 日本YMCA同盟と帝京平成大学の中谷名誉教授(臨床心理学博士)の協力を得て実施しています。

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